Guide To Golgothica

るいす

2011年06月05日 16:21


Golgothicaの世界観を説明するGuide to Golgothicaを翻訳してみました。
翻訳精度に自信はありません!(`・∀・´)エッヘン!!

*6月5日18時 誤字修正(;´∀`)

Golgothica

遙か極北、夢の最果てにGolgothicaと呼ばれる大地はある。
其れは、暗い幻想の海岸に広がる最後の大地である。
そこを越えた先にあるのは、狂気の海の絶え間なき波によって岩礁を砕かれる、少しの小島があるばかり。
わずかに、それらの島々へと渡る冒険者達はあれど、再び戻ってくるものはさらにわずか。


しかしここ、狂気の海の暗き欲望の浜は幾分穏やかである――波は小さな入り江に流れこみ、
Skara Braeと呼ばれる漁村の岸壁にひたひたと打ち寄せている。
この漁村は古く、寂れている。
湿った海岸の空気のために、全てのものはきらきら光る滑りやすい、濡れた緑色の苔の層で覆われている。
港の向こうにはGreen Man Innがある。今は寂れているが、かつては酔客の笑い声と鯨をしとめた銛打ちたちの歌う海歌で満ちていた――それらも全て、深い悪夢の中に失われてしまった。そして、深い眠りのなかに沈没した世界へと向かう呪われた航海の物語を語る、古代の船乗り達。

Scare Braeは異教の地である。紅く染まった牙と爪に囲まれ生きる場所であり、短くとも満ちた人生を送る場所であり、苦痛と快楽が世俗の心を超えて官能的な喜びの中でその境界を失う場所である。
ここには定まった宗教はないが、人間の精神を越えた霊感的な何かの確実さ、そして生命、愛、性そして死を司る古き神々への敬意と愛は存在する。


憂鬱なMorn川は、村の周りをゆったりと流れ、村をひとつの島にしている。


南へ川を渡ると死者の島、もはや夢見ることもなき者どもの安息所である。
ここNeolithicには、先祖の遺骨が安置された墓があるのだ。
また、ここにはドルイドの寺院と復活の大釜がある――人の子どもは身体に怪我を負ったり治療の必要がある際にはここを訪れる。

北へ向かって川を渡れば、Raven Lodgeがある。ここは疲れきった旅人たちの聖域だ。
そこを過ぎれば、共有地であるSkara Fair、種植祭の柱が立てられる土地である。
市場を見渡せば古いOust家をみつけられる。ここは乾いたホップの臭いが、男達を酔わせる――遠い昔、偉大なるバッカスと荒々しきファウヌスに捧げられた夏の夜の幻想と共に。 


村から離れ、リンゴ園を過ぎるとジプシーウィッチのキャンプがある。
捕まらないよう心せよ、もし彼・彼女らに捕まれば、その異教の快楽のために用いられるだろう。


キャンプの上、Harrow丘 にはCrum Cruach、歪んだ小山と古代の石柱がある。
血塗られた生贄と、戦士の試練の場所である。


村の東に向かえば、Wild Woodがある、地母神Umaの神聖な森だ。

この場所では、オークとイチイの枝を奇妙な果実が飾っている。皮を剥がれた死体が木々にかけられているのだ――血塗れの死体が、その血をもって飢えた土地に糧を与える。
この森の中では気をつけよ、この土地の領主たちの仕掛けた多くの罠がここかしこにある。彼らは軽率な獲物を捜して、山腹にあるねぐらへ連れ帰ろうとしている。


森を越えればそこは狂気山脈であり、ハデスとエレボスの城がある。
ハデス城は悪魔や、その他の醜い闇の化け物たちのすみかである。
エレボス城はバンパイアや不死の化け物たちのねぐらだ。
彼らと、谷に住むウィッチ達がこの土地の支配者なのだ。

ここには正義のヒーローも、報復の天使も存在しない。
この土地を支配するルールは絶対だ――「奴隷は支配者に奉仕しなければならない」
良く考えて道を選べ。

そして、
もしまだお前が進むべき道を知らないのならば、お前はまだこの暗き夢の土地へ進む準備が出来ていないのだ。
この土地は呪われている。
お前はどうだ?
RP